ライランドールが育成するとダメージディーラーとして優秀だったので似たような印を付与してダメージを稼ぐミラナさんに着目してみました。
全く育成が進んでいないので最終的にどのくらいの火力になるのかわかりませんが特徴はだいたい把握できたのでレビューしていきます。
ミラナ概要
闇夜のメイジ。闇夜はメイジが多いな。「悪霊の呪い」という印の様なものを付与して自身のアクティブ行動以外にダメージを与えるタイプです。なにかをトリガーとしてミラナが行動するタイプのパッシブ行動は無いようです。かわりに悪霊が仕事をします。
悪霊の呪い
悪霊の呪い
ミラナ自身および味方がアクティブスキルを発動した時に付与される。最大5スタックで2ターン継続。付与される数は味方とミラナ自身とで異なる。
味方のアクティブスキルでの付与
味方がアクティブスキルを発動すると確定でランダムな相手2体に対してミラナの攻撃力依存のダメージを与えつつ悪霊の呪いを1スタック付与する。敵が最後の1体のときはその1体に対して2スタックとはならない。
聖物9でダメージが更に上がり、付与する相手が2体から3体になる。この子も聖物9は必須っぽい。
聖物はキング争覇戦の出場メンバーさんのキャラを覗かせてもらってスクショ撮りました。出場メンバーで一人だけミラナさんを育成している方がいました。ご覧の通りグレーアウトされているので永劫にしただけです。誰にも育成してもらえなくて天空開催まで待たなきゃ聖物見られないかと思いました。ドンだけ後回しにされているんだかわいそう。
ミラナのアクティブスキルでの付与
ミラナのアクティブスキルの対象は敵全体で、ダメージを与えつつ60%の確率で悪霊の呪いを2スタック付与する。
全体に対して60％なので3～4体ほど悪霊の呪いの付与を期待できるけど、専用装備Lv30で付与確率が100%になる。この子も専用30は必須っぽい。
悪霊の呪いの与ダメおよび効果
より正確な表現をすると、ミラナが放った悪霊からダメージを受け、悪霊の攻撃を受けた相手に悪霊の呪いが付与される。深く考えなくてよいのだけど対象は同じだけど悪霊による攻撃と呪いの攻撃は別扱い。
悪霊の攻撃を受けると治療効果-20%（2スタックまで累積可能、2ターン継続）。これは呪いの効果では無くミラナが放った悪霊の攻撃による効果。深く考えずに呪われたら治療効果がマイナスになるんだなくらいでもOK。
悪霊呪いの効果は呪われた相手がアクティブ行動をすると、取り憑いた悪霊が爆発して消滅する。1スタックあたりミラナの攻撃力の80%のダメージを与える。
最大の5スタックが付与されると、取り憑かれた敵の行動を待たずに即座に悪霊が爆発して消滅する。この爆発時には追加でミラナの攻撃力の200%のダメージが発生する。
悪霊の呪いにより敵がダメージを受けると、味方全員の体力をミラナの攻撃力の120%分回復する。呪いによるダメージなので付与時では無く爆発時となる。
単発爆破と最大爆破
味方が悪霊の呪いを付与した場合、4スタック以下の場合は悪霊による攻撃ダメージのみが与えられ、5スタックに到達したら悪霊の攻撃と最大爆破ダメージが合算されたダメージになる。29Mが最大爆破ダメージということになる。
ミラナのスキルの場合、悪霊が4スタック以下の場合はスキルダメージのみとなり、5スタックに到達したらスキルダメージと爆破ダメージの合算になる。
上図のダメージが3回繰り返される。このときの総与ダメは148Mでした。（計算が合わないのは1M未満切り捨て表示のため）
優先すべきパラメータ
状態異常ダメージには会心が乗らない。以前状態異常ダメージについて調べた時にこの認識になったけど不安になったので再度検証してみました。やはり乗りませんでした。付与する時の与ダメ自体には乗ります。
印による攻撃には会心が乗る。ライランドールもミラナも乗ります。そして常に印を付与したキャラの会心が適用されます。味方の行動がトリガーになっても怨霊ダメージはミラナの会心に依存する。
なので、まずは会心100%を目標にして会心ダメージは盛れるだけ頑張る。
優先度的に次はダメージ追加。攻撃力はその次。最後に詰めるのが、最後まで詰め続けるのが攻撃力。ジャングルとかホールとか塔とか召喚獣とか至宝をがんばって底上げする。こればっかりは長く続けるしかないです。
モンハンとかいうゲームは会心100%未満は人権がないけど、どうやらこのゲームも同じようだ。モンハンと違って協力プレイじゃないから、人権云々はないけど、ダメージソースに会心が乗るダメージディーラーはまず会心を優先すべき。
防護側も同じですね。状態異常チームを相手にする時は防御とダメージ軽減を優先する。そうでないときは会心ダメージ抵抗率を優先する。
会心を盛ってアヴィに逆鱗を持たせたミラナ編成。まだ神話でこれはかなり期待できる。これに聖物9専用31宝石聖章つけたらどうなるんだ？将来性しかない。
ミラナと制御
味方の付与は確定で2人×1スタック（専用30で3人×1）ずつでミラナの付与は確率で6人×2スタック（聖物9で確率100%）。最大の5個貯めようとすると、ミラナの他に3人の味方による付与が必要。悪霊は取り憑かれた敵が行動すると爆散してしまうので、ほぼ最大数まで到達しない。ならどうするか。制御して行動させなければ悪霊のスタックが増えて最大蓄積によるボーナスも含めた大ダメージを与えられる。
絶望の魂
ミラナには絶望の魂というパッシブスキルがある。効果は以下の通り。
- 制御効果が付与されている敵の数に応じて1体いるごとに、ミラナにダメージ追加+6% (最大8スタックまで累積可能、2ターン継続)。
- ターン開始時、制御効果が付与されていない敵の数に応じて1体いるごとに、ミラナが8%のダメージ軽減を1スタックずつ獲得し、1ターン継続。制御されていない敵が制御されると、効果が1スタック消去する。
- ミラナの制御状態の敵に対する与ダメージが25%UP
端的にまとめると制御状態の敵が多いとダメージ追加が発生する。制御された相手がすくないとミラナにはダメージ軽減が発生する。
ミラナの悪霊の呪いは制御ではない。またスキル説明が誤訳ってて呪いを制御って言ってる？日頃の行いが悪いので（誤訳とスキル説明自体の誤りが多すぎるので）完全に疑ってかかったけど、検証の結果、これは本当に制御に対するボーナスだった。スキル説明見て長時間かけて育成するか課金するか決めるんだからもっと仕事しろ。
閑話休題。
ミラナ自身には制御能力はない。なのに、制御の有無でボーナスが発生する。つまり、組ませる相手は制御能力をもつ相手が望ましいという事だ。
制御で相手を動けなくしている間に悪霊の呪いを蓄積して、最大数まで蓄積した状態で爆発させる。爆発には最大数ボーナスと制御することによるミラナのダメージ追加バフが乗って大ダメージになる。
以上がミラナと制御。
ミラナ編成
味方のアクティブスキルにより悪霊の呪いが付与されること、制御により与ダメが増加することから、組ませる相手はアクティブスキルをバンバン撃てるキャラと制御能力を持つキャラが望ましい。
ただし、ヒット数や火力はミラナに火力を出させるため、という点では重要ではない。
エネルギー増加系の装備や能力を持たない限り、アクティブスキルは２ターン目と5ターン目。以降3ターンごと。こんな凡人はミラナ様親衛隊員になれない。
アクティブスキルバンバン撃つ系
青瓷やデリゴールなど同じスキルをアクティブとパッシブで発動するタイプは凡人。神器の支援なく自身の能力でアクティブスキルを撃てる機会を増やせるキャラはぱっと思いつくのは彼彼女。
| キャラ | 説明 |
|---|---|
| アヴィ | 一回のアクティブスキル発動で基本と追撃で２回のアクティブスキル行動判定 |
| スパルタ | 一回のアクティブスキル発動でエネルギーが50即座位に回復してさらに反撃もあるのでエネルギーが貯まりやすい |
| ダフネ | 味方全体で状態異常を30個蓄積したらエネルギー50回復 |
| ライランドール | アクティブスキルしか撃たないレディ |
| セリーナ | 開幕の契約がアクティブスキル行動扱い |
| サとミ | 攻撃力最強の味方に追加でアクティブスキルを撃たせることができる究極のサポーター |
バンバン制御する系
ミラナは制御能力がないので制御する系をピックアップ。制御をばらまきたいので対象一体で100%系は基本除外。
| キャラ | 説明 |
|---|---|
| クリスタ | 制御といえばクリスタ。先日聖物をコンプしました。制御対策をしていない相手、特にPvEでは凶悪の一言。動ける相手は1,2人です。クリスタ一人で全員制御も結構ある。制御不可能パッシブがいない冒険ステージはクリスタ一人で制圧可能まである。 |
| シルサ | 落とし穴に落としまくれ。アクティブスキルで確定で付与できる錬金の印のおかげでコンスタントに落とし穴にはめてくれる。 |
| 蛮刻 | 確率は低いけど前列に制御をばらまく。アクティブスキルは対象一人に基本制御確率100%。 |
| ロンカカ | カウンターとアクティブスキルで制御しまくり系タンク。 |
| フィリス | 確率は高くないけど蜘蛛の糸という設定の落とし穴にはめられる。 |
| ライナー | 武装解除は制御扱い。強く生きてほしい。 |
| クティーラ | 確率が低くてとても弱いけど一応制御系女子。 |
| 虚空 | イソルドとかオリラとか（雑 |
| 神話 | 司雷の神とか（雑 |
虚空神話検証 翌日追記
イソルドはノーマルガチャで1枚だけ出てもっているので調べてみました。自動発動スキルでは呪いが付与されなかった。相性最悪だった。
オリラは祈願召喚で1枚取得していたので一応検証しました。こちらは自動発動でもないし普通に呪いを付与しました。
司雷の神はヴァルキリーで使う予定だった陣営水晶を血の涙流しながら陣営ショップで使って1枚だけ取得して無理矢理実装して試しました。こちらは自動発動でも呪いが付与されました。
上記3人は卓越でも生存さえしていれば一芸で活躍できるキャラだから後列に攻撃が届きにくい相手や十分な介護をすれば使えます。
もう1枚取得して詩史＋にしたところで殆どなにも変わらない。もう3枚取得して伝説＋で専用装備開放。もう5枚で神話にすると全てのルーン装備解禁。うん、無理だな。やっぱこいつらは未実装だわ。
ヴァルキリー欲しかったから陣営水晶貯めていたけど、卓越だとセリーナと一緒に使うと開幕契約に敵の青瓷が反応してワンパンされるから前列じゃ使えないんですよね。残りの陣営水晶は4系に使っちゃおうかな。
編成
他チームとのバランスを考えずミラナに火力を出させる編成。虚空神話は知りません。
  アヴィ・古代竜の逆鱗 |  蛮刻 |  セリーナ |
  クリスタ・サキュバス |  ライランドール |  ラミナ |
アヴィの古代竜の逆鱗は必須ではないです。装備させるとアヴィと同縦列のキャラはアクティブスキルしか撃たないマンになれるので載せてみました。
この編成だとクリスタは毎ターン開始時に確定で一人、激運発揮すれば全員制御することができます。さらにアクティブスキルで高確率で3人。激ヤバです。クリスタのかわりにシルサでもOK。ただその場合はアヴィの後にはラミナにする。シルサは1ターン目は絶対に通常攻撃を撃たせたい。←これもスキル説明の誤り。最初の行動は通常攻撃じゃないと落とし穴にはめられない。
蛮刻さんもほんのりと気絶をとれます。冒険ステージの場合だとセリーナさん一人で守り切れる場合も多いので、他のチームに使ってもよい。
セリーナさんは開幕契約した後は防護要員としての意味合いが強い。後列は撃たれ弱い子が多いので。
先日記事にしたばかりのライランドールはアクティブスキルしか撃たないレディ。通常攻撃なにそれおいしいの？
おまけ
神話ミラナ動画
神話なので与ダメが寂しいです。こんな展開になるんだなーという感じです。
1ターン目に全員制御して全滅まで一切行動させずに呪い殺すの巻。
普段の複数チーム戦ではばらけさせますが、シルサとクリスタにサとミも加えたら敵は1回も行動できずに全滅する。諸行無常。
腰を浮かせた正座
横から見ると腰を浮かして正座しています。霊が～魂が～とか言ってるので仏教的な何か意味があるのだろうか？と思って調べてみましたが、どうやらそういうわけでもなさそうです。
腰を浮かせた正座は、仏教における正式な座法ではありませんが、長時間の正座が難しい場合や、腰や膝への負担を軽減するために、座禅や瞑想の際に用いられることがあります。だそうです。
どこからか豪華な椅子を出してきてどこにでも座る。鉄拳8のレイナか。
伝記
スキル説明が怪しすぎるのでゲーム内の言語設定を中国語にしてグーグル先生の画像文字認識を試してみたところ、かなり高精度で識別してくれました。しかしながら、それを翻訳にかけても結局はほぼ怪しいスキル説明のまま。正確な意図を読み取るために自動翻訳は本末転倒だったという話。
でも、画像文字認識の制度が高いことが確認できたので、試しに攻略画面の糞長伝記（失礼！）の認識をしてみましたので載せてみます。長いです。
伝記・一
草原の風が砂漠をなでると、一年で最も暑い季節がやってくる。ミラナがクリスタに初めて会ったとき、彼女は巨大なタンブルウィードを追いかけている最中で、照りつける太陽の下、風に追いつけず汗だくになっていた。ミラナが一緒に挟み撃ちしてタンブルウィードを止めることができた。
ミラナはこの獣人族の少女が何をしているのか知りたがった。クリスタは意味深にウインクすると、魂を見る特殊能力があるのだと言った。
かわいそうなスナネズミの魂がタンブルウィードに挟まれて転がっていたので、助けようと息を切らして走っていたのだという。
ミラナはそれを聞いて好奇と尊敬の表情を浮かベ、クリスタの旅の目的を聞いてさらに感心しそしてすぐに、クリスタと一緒に行って世界の魂を救いたいと言った。最初クリスタはあまり乗り気ではなかったが、ミラナがしつこくせがむので、最後は了承した。
しかし魂が見えないミラナにできることは少なく、初めて砂漠に来たクリスタの道案内をすることぐらいだった。旅の途中でクリスタが魂の存在を感じて飛び起きることが時々あり、ミラナは訳が分からずきょろきょろして、何を見聞きしているのだろうと思った。
そんな生活があの日の午後まで続いた。流砂の中に魂が助けを求める声を聞いたクリスタはまだ気づいていなかった。この明るい日に陰謀の暗雲が立ち込めていたのだと……
伝記・二
流砂がクリスタの両脚を飲み込んだ。彼女がバランスを崩してうっかりソウルランプを落としてしまった。保管されていた魂たちが散らばり 、驚いて悲しい叫び声が次々と上がった。クリスタはミラナにソウルランプを使って魂を集めるよう頼んだ。ミラナに魂は見えないが、クリスタが方向を示してくれる。
ミラナは喜んで引き受けた。しかしクリスタがミラナに魂の方向を伝えようとしたとき、まだ口を開かないうちにミラナは幼い紫翼竜の魂の方へとまっすぐ走って行った。
ミラナは紫翼竜の首をつかんで持ち上げた。澄み切っていた瞳は貪欲に冷たく光り、それを見たクリスタは灼熱の砂漠で気味の悪い寒気を覚えた。
「私をだましたのね! 魂が見えるんじゃない!」クリスタが愕然として見ていると、空中に巨大な魔法の絨毯がゆっくりと現れた。絨毯の背後には不気味な悪魔のトーテムポールが立っていたが、ミラナは見慣れているようで、クリスタに笑いかけると紫翼竜の魂を連れて絨毯に飛び乗った。
「ギャー!」紫翼竜の魂は不吉な予感を強烈に感じているようだ。
「召し上がれ、冥土の悪魔さん。私が心を込めて用意した美食を!」 ミラナは腕を広げ、逃げようとする魂たちを上から見下ろしていた。すると、彼女の後ろにいる悪魔のトーテムポールの空っぽの眼窩に青い光が怪しくともった。
「さて、クリスタ姉さん、あなたのことだけど 」ミラナはクリスタの方を向いて言った。「安心して、私の冥土の悪魔ちゃんは魂を食べるだけで、あなたに興味はないの。食事が終わったら、あなたを解放してあげる。魂を集めるのを手伝ってくれて本当にありがとう、おかげで手間が省けたわ。」
ミラナとトーテムポールを乗せた魔法の絨毯は空に飛び立った。散らばった魂は青い炎を燃やし、ミラナの笑い声とともに渦巻く流砂の中に煙のように消えていった。
伝記・三
ミーシャー族で最も若い魔女であるミラナは、 100年に1人の天才と言われている。魂を捕らえて自分の悪魔のトーテムポールに食べさせることはミーシャー族の魔力の源であり、ミラナも例外ではなかった。しかし、世界のどんな悪にも制約はある。ミーシャー族の魔法は無限の可能性と強大な破壊力を持っていたが、魂を集めるすべがなかった。
だからクリスタが魂を感じ取れることを知ったとき、ミラナはとっさに狂喜する内心をおさえ彼女を利用して魂を集める計画を思いついたのだ。ミラナはクリスタをだますことに成功し 、最後は流砂に誘い込んで魂を一網打尽にした 。その魂を食べたことでミラナの悪魔はかつてないほど強くなった。一族の中でのミラナの地位もますます強固になり、崇拝の対象とさえ言えるほどになった。
闇夜軍団に加わったことも当然の成り行きだった。一族の勧めでミラナは早くも首領の一人となり、軍団で魂の魔女・セリーナと知り合い、 彼女の助けを借りてミラナの実力はますます強大化した。
「親愛なるクリスタ、あなたはまだ世界の魂を救うために頑張っているのかしら?」 ミラナは時々あの純粋な獣人族の少女を思い出す。あのときクリスタを脅して自分と一族のために魂を探させるのは、より良い選択だった。しかし、 あのときなぜ逃がしたのだろう?
ミラナにはかすかな予感があった。クリスタとはまたいつか会うことになるかもしれない、友人としてか敵としてか分からないけれど……
一行まとめ（ネタバレなので末尾掲載
クリスタをだまくらかして魂を集めてサイキョーになったよ！椅子の正体は魔法の絨毯とトーテムポールでした。
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